ヘナ倶楽部
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ヘナ染髪前に

アレルギーが心配の方はご相談下さい

以前にヘヤダイによる染髪でトラブルがあった方、アレルギー体質、皮膚の弱い方はの方は、必ず事前にこ相談下さい。原則として初めての方には、ヘナのアレルギーを調べるパッチ・テストをお願いしておりますが、特にアレルギ一体質でない方は、パッチ・テスト省略確認書にこ署名頂い
てから、施術を致しておりますのでこ了承下さい。
また、今までの施術で特にトラブルが無かった方でも、突然アレルギー反応が発現する事があります。少しでも予兆を感じた方は、パッチ・テストの実施を申し出て下さる様お願い致します。

ヘナ倶楽部

色素の定着には個人差があります。

ヘナ染髪では、髪の毛一本いっぽんの色素の吸着率が違うので、ヘアダイで染めるのと異なり、自然に微妙な色ずれができて、立体的に染まります。染髪回数を重ねて色素が定着すると、そのトリートメント効果と相まって、陽に映えると見事に美しく輝きます。

ヘナは漢方薬の一種で、ヘナに含まれるローソンという成分が髪の毛のケラチン蛋白に反応して発色します。従って髪の毛のケラチン蛋白の状態によって反応が分かれ、ヘナ独特の微妙な濃淡が生まれます。前回と同じヘナの処方で染めても、ケラチン蛋白が変化していると前回とは異なる発色になります。ヘナ染髪では髪の毛のケラチン蛋白が主役でヘナは脇役といっても過言ではありません。
ケラチン蛋白の変化は、食事や体調の変化・服薬。パーマ・ヘヤダイ・ストレス等が原因で日常的に起こっています。従って化学薬品を使って染髪するヘアダイの様に、見本色と全く同じ染色を出す事は、ヘナの場合、ケラチン蛋白に起因する色ズレが避けられないため不可能です。「もう少し黒く....」「もう少し明るく....」というこ希望に沿って、ヘナの処方を変えても、ケラチン蛋白次第という要素が有るので、..必ずしもこ希望の色にはならない事をこ理解下さい。

季節の変わり目などによる体調の微妙な変化でも、ケラチン蛋白に影響します。ほとんどの場合、その変化が髪の毛全体に大体均等に分布しており、変化が小さいので前回と特段に変わった染め色という印象はなく、気が付く事はありません。しかし一部に偏ったり、根元の新生毛に集中するとくその部分がムラになって目立ってしまいます。これはヘナ染髪の失敗ではなく、ケラチン蛋白の変化や傷みによる染まりムラです。ほとんどの場合、色が入らず、その部分が明るく浮いてしまいます。直後に同じ処方で染め直しても、ケラチン蛋白が原因なので、染め色に大きな変化はありません。
ケラチン蛋白の変化や損傷に起因する染まりムラについては、漢方薬であるヘナでは対応はできません。ある程度の染まりムラと色ブレは、ヘナ染髪の宿命で避ける事はできません!
安全なヘナ染髪を続けて頂くためには、人類3000年の知恵である漢方薬の特徴、自然で緩やかな効果を受け入れて<髪の色はケラチン蛋白に任せて逆に色プレ・染まりムラを楽しむといった、大らかでゆったりとした発想に転換して頂く事が必要です。